2013年4月 - 2017年3月
3次元視線‐動作計測による視覚‐運動協調機序の解明とスキルトレーニングへの応用
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
本研究では、様々な運動スキルにおける、視知覚と行為の結合関係を明らかにすることを目的とした。実験では、注視点計測と3次元動作解析・GPS(全地球測位システム)を組み合わせ、個人スキル、対人スキル、日常動作における注視点、環境/身体知覚、パフォーマンスの熟達差について検討した。その結果、様々なスキルにおける注視点の熟達差は、課題遂行時の知覚過程を反映していることが明らかになり、注視点が身体化された認知の指標となりうることが示唆された。さらに、眼球運動に関わる運動遂行パラメータを利用した身体運動の時空間制御の可能性が示唆された。
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- 課題番号 : 25242059
- 体系的課題番号 : JP25242059