基本情報

所属
独立行政法人国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター 主任研究員
京都大学 特任教授
東京大学 非常勤講師
学位
農学(北海道大学)

J-GLOBAL ID
200901013858060675
researchmap会員ID
5000001447

外部リンク

国立環境研究所・生物多様性領域・生態系機能評価研究室主幹研究員。香川県多度津町出身。1968年生まれ。敷地の一辺が川に接し、河畔林に囲まれるような実家で育ちましたので、歩き始めた頃には川の中で魚を追い駆けていました。また犬の散歩で瀬戸内海の海岸まで行けるほどの実家でしたので、子供の時の記憶は釣りばかりです。千葉大学に入学して山岳部に入り登山と写真(カラー写真作成、ポートレート撮影)に没頭していたのですが、それが基礎となり野外調査やリモートセンシングに役に立っています。
その後、人と自然との本来の付き合い方を本格的に学びたいと考え、博士課程から北大に進学して、地球環境科学研究科→農学部林学科と進み、景観生態学・流域管理や地理情報システムを学びました。
研究のテーマは主に、流域環境管理と自然環境の保全・再生です。その中でリモートセンシング・GISを用いた空間解析と現地調査を融合した研究を行っています。現在の研究課題は、人の暮らしと自然生態系の調和した流域圏を如何に実現していくべきか?です。この中で、現在増加中の未利用地の有効活用と再生支援システムについて、北海道の釧路湿原周辺を対象に調査研究を続けています。
2016年より森里川海を繋ぐ絶滅危惧魚類の代表としてウナギの生態に着目し、その資源量の回復と生息環境の保全・再生を目指してプロジェクトを開始しました。海外ではベトナム沿岸域のマングローブ湿地の再生プロジェクト・有効利用について研究を進めています。2011年尾瀬賞受賞。学会誌「日本リモートセンシング学会誌」編集委員、AGU、AFS、JAC、日本生態学会、応用生態工学会、GIS学会、釧路湿原自然再生協議会委員等。


経歴

  16

論文

  61

MISC

  38

書籍等出版物

  10

講演・口頭発表等

  76

共同研究・競争的資金等の研究課題

  25