論文

査読有り 筆頭著者
2005年11月

豊田市TDM社会実験の効果と参加者意識

交通工学研究発表会論文報告集
  • 橋本成仁
  • ,
  • 山﨑基浩
  • ,
  • 増岡義弘
  • ,
  • 石川要一

25
開始ページ
165
終了ページ
168

本研究では,愛知県豊田市で行われたTDM社会実験を題材に,その効果について道路交通状況の実態調査および参加者への意識調査から分析した.実験で,交通手段の変更を体験した参加者の中には,「公共交通機関に合わせるのが大変」「電車・バスが混雑して疲れた」などのネガティブな反応とともに,「体を動かすことができてよかった」「普段より早く楽」「普段と変わらなかった」といった今後の手段転換への可能性を感じさせる回答も存在することが明らかとなった.

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