共同研究・競争的資金等の研究課題

2017年4月 - 2020年3月

多様な在来種が生育する草地植生は河川堤防法面に創出可能か?

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
17H03958
体系的課題番号
JP17H03958
配分額
(総額)
17,940,000円
(直接経費)
13,800,000円
(間接経費)
4,140,000円

維持管理予算の縮減に伴い,河川堤防では従来の植生管理の維持が困難になっているが,新たな管理手法は十分に開発されていない。本研究では,堤防植生に求められるチガヤを用いた迅速な緑化と,半自然草地を構成する在来植物種の維持・創出の可能性を検討し,リモートセンシングを用いて,主な植生タイプの堤防上の分布を広域かつ面的に把握した。現地植生調査の結果から,春季および夏季の双方の優占種に基づく堤防の分類が,堤防の治水機能や生物多様性保全機能の高低も反映でき,管理上有益な区分となることが分かった。リモートセンシング調査の結果から,そうした植生区分を,UAVや衛星画像などの技術・解析を用いて分類可能となった。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-17H03958/17H03958seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17H03958
ID情報
  • 課題番号 : 17H03958
  • 体系的課題番号 : JP17H03958