講演・口頭発表等

国際会議

デブリを模擬した(U,Gd,Zr)O$_{2-x}$の溶融固化試料の特性評価

Nuclear Materials Conference 2016 (NuMat 2016)
  • 森本 恭一
  • ,
  • 廣岡 瞬
  • ,
  • 赤司 雅俊
  • ,
  • 渡部 雅

開催年月日
2016年11月
記述言語
英語
会議種別
国・地域
フランス

福島第一原子力発電所の炉心にはGd$_{2}$O$_{3}$を含むUO$_{2}$燃料が装荷されていることから、デブリに係る一連の評価の中ではGdの影響について評価しておく必要がある。同時に、炉心からのデブリ取出し作業において溶融燃料の再配置による再臨界への懸念から、炉内のGdの分布状態を把握することも極めて重要な課題となっている。本研究ではGd含有模擬デブリ試料:(U$_{0.95-y}$Gd$_{0.05}$Zr$_{y}$)O$_{2-x}$ (y=0,0.5, 2-x=1.989-2.000)を調製して融点を測定し、溶融固化した試料のGdの分布状態の観察や熱伝導率の測定を行うことにより、模擬デブリ中のGdの状態や基礎特性について評価した。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5055831