2016年9月
フェライトにおけるG相の二段階核生成
Acta Materialia
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- 巻
- 116
- 号
- 開始ページ
- 104
- 終了ページ
- 113
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.1016/j.actamat.2016.06.013
673Kで等温時効したフェライト相中のG相(Ni$_{16}$Si$_{7}$Mn$_{6}$)析出に関し、溶質原子クラスタが母材と結晶学的に区別可能となる成長段階を見出すため、アトムプローブトモグラフィ(APT)と透過電子顕微鏡法(TEM)を組み合わせた解析を行った。その結果、G相の形成は、まず自発的に溶質原子が集まって直径2.6nm程度の臨界サイズとなった後に、組成が変化し閾値にまで達するという複数の成長段階を経ることを明らかにした。また、電子回折パターンの計算機シミュレーション結果から、しきい値の組成はNi$_{16}$Si$_{3.5}$(Fe,Cr)$_{3.5}$Mn$_{6}$と見積もられることが分かった。
- リンク情報
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- DOI
- https://doi.org/10.1016/j.actamat.2016.06.013
- URL
- https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5056114
- Scopus
- https://www.scopus.com/inward/record.uri?partnerID=HzOxMe3b&scp=84975783885&origin=inward
- Scopus Citedby
- https://www.scopus.com/inward/citedby.uri?partnerID=HzOxMe3b&scp=84975783885&origin=inward
- ID情報
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- DOI : 10.1016/j.actamat.2016.06.013
- ISSN : 1359-6454
- SCOPUS ID : 84975783885