2002年7月
ルーツ真空ポンプの軽元素ガスに対する排気特性
JAERI-Tech 2002-056
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- 開始ページ
- 11
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- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- 機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
- DOI
- 10.11484/jaeri-tech-2002-056
ITER粗引システム設計の妥当性を評価するため、2段ルーツ真空ポンプシステムの軽元素ガス(軽水素H$_{2}$,重水素D$_{2}$,ヘリウムHe)及び窒素ガスN$_{2}$に対する排気特性(排気速度及び圧縮比)の試験をITER R\&Dタスクとして実施した。試験では、エドワーズ社ルーツ真空ポンプEH1200(1台,公称排気速度1200m$^{3}$/s)と同EH250(2台,同250m$^{3}$/s)及びロータリーポンプ(1台,同100m$^{3}$/s)を直列に接続し、ヨーロッパ真空規格に準拠して実験を行った。そして、2段ルーツ真空ポンプシステムのD$_{2}$及びN$_{2}$に対する最大排気速度はそれぞれ、1200と1300m$^{3}$/hであり、公称排気速度を満たすことを確認した。本試験結果は、2段ルーツ真空ポンプシステムからなるITER粗引システム設計の妥当性を裏付けるものである。
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- DOI : 10.11484/jaeri-tech-2002-056