伊藤貴啓

J-GLOBALへ         更新日: 18/09/17 05:58
 
アバター
研究者氏名
伊藤貴啓
所属
愛知教育大学
部署
教育学部 人文社会科学系 社会科教育講座
職名
教授
学位
博士(理学)(筑波大学)

プロフィール

愛知県で生まれ,県外で過ごしたのは3年と9か月。県東部の田舎で生まれ育ったせいか,農を担う人の生き様を聞き取ることを研究テーマにしています。その後,在外研究(県外で過ごした9か月)でオランダ(写真はファルケンブルフ)にいたこともあってひょんなことからEUの地域統合に伴う国境地帯の空間変化を調べるようになり,教育学部所属のゆえに社会科における地域事象の教材化と教員の力量形成,さらに地域防災教育のほか,教員養成における教科専門の在り方にも関心をもっています。これらを研究テーマとしつつ,恩師の口癖であった「景観常新」を肝に銘じる毎日です。

研究分野

 
 

経歴

 
2012年4月
 - 
現在
愛知教育大学大学院・静岡大学大学院 教育学研究科(後期3年博士課程) 共同教科開発学専攻担当
 
2009年4月
 - 
現在
愛知教育大学 教育学部 教授
 
2007年4月
 - 
2009年3月
愛知教育大学 教育学部 准教授
 
1995年1月
 - 
2007年3月
愛知教育大学 教育学部 助教授
 
1990年4月
 - 
1994年12月
愛知教育大学 教育学部 助手
 

学歴

 
1987年4月
 - 
1990年3月
筑波大学大学院 博士課程地球科学研究科 地理学・水文学専攻
 
1986年4月
 - 
1987年3月
愛知教育大学 教育学研究科 
 
1982年4月
 - 
1986年3月
愛知教育大学 教育学部 小学校教員養成社会科地理
 

論文

 
伊藤貴啓
地理学報告   119 83-98   2017年12月
本論は愛知県三河地方において,小学校社会科副読本がいかに利用されているのかを明らかにすることで,中学年社会科地域学習の現状と問題点を究明しようとするものである。
伊藤貴啓
地理学報告   118 31-49   2016年12月
本小論は,オランダの国境地帯における空間動態の変化を国境を超える人々の流動に注目して,オランダとドイツおよびベルギー両国間との国境地帯を比較しながら,国境をめぐる新たな空間の形成を究明しようとするものである。
教員養成系大学における防災教育を行う教員としての資質能力育成に関する基礎的研究-大学院生による地域防災副読本『愛知防災物語』作成の試みから-
伊藤貴啓・萩原 孝・近藤裕幸・真島聖子
日本教育大学協会研究年報   34 257-275   2016年3月
本稿は教員として,防災教育を行いうる資質能力を教員養成大学においていかに育成すればよいのかという課題に対して,大学院生による地域防災教育副読本作成の試みからその基礎的知見を究明しようとしたものである。
伊藤貴啓
教科開発学論集   3 61-76   2015年3月
本論は,教科専門地理学の立場から,社会科指導における最小限必要な資質能力の一つとして地域教材開発力を捉え,教員養成段階における,その育成方途として教科専門と教科教育の架橋の必要性をまず示した。地域教材開発力の育成が求められるのは社会科教育及び地理学プロパーの先行研究,さらに各種教員へのアンケート調査にみるように,地域学習に対する教員の嫌悪感が大きく,教材開発力不足から指導に難しさを感じているためであった。両者の架橋では先行する教科内容学の分析から社会科の内容に関わる諸科学の基礎概念と研究ア...
伊藤貴啓
愛知教育大学研究報告, 教育科学編   64 127-135   2015年3月
本論は愛知県豊川市を対象に,スプレーギク栽培の教材化を事例としながら「地域を観る目と感動の発見」「地域の構造的把握」の技量形成の一方途として,地理的フィールドワーク技法との関わりと有効性を明らかにしようとするものである。Ⅱ章では豊川市教育委員会発行の社会科副読本『とよかわ』を用いて,スプレーギク栽培に関わる教材化の視点を抽出し,Ⅲ章では現地調査に基づいてスプレーギク産地の構造的把握を試み,Ⅳ章で地域農業の教材化と地理的フィールドワーク技法との関わりを論じることとする。

書籍等出版物

 
伊藤貴啓 (担当:分担執筆, 範囲:10. ルーマニアのカルパチア山村における持続的発展)
朝倉書店   2018年2月   ISBN:4254168829
伊藤貴啓 (担当:分担執筆, 範囲:第2章 教員養成における教科専門と教科教育架橋の実践史研究-地理学者,松井貞雄はどのような社会科教員の養成を目指したのか?-)
愛知教育大学出版会   2017年3月   ISBN:4903389707
「本論は,教員養成系大学における教科専門の在り方を教科専門担当者による教科教育領域との架橋に関する実践史から学ぼうとするものである。具体的には,1956年4 月から1989年3 月まで愛知教育大学(以下,本学)に地理学担当者として在籍していた,松井貞雄氏(以下,敬称略)による教科教育法の講義(社会科教育A・B)を架橋の実態として取り上げ,その特質と背景を明らかにしようとするものである。これによって,教員養成系大学における教科専門の在り方を探りたい(p.25)。」
竹内啓一 ・手塚章 ・中村泰三 ・山本健兒 編 (担当:分担執筆, 範囲:オランダ王国に関する地名解説(オランダ王国,アムステルダムなど68地名))
朝倉書店   2016年3月   ISBN:4254168969
竹内啓一 ・手塚章 ・中村泰三 ・山本健兒 編 (担当:分担執筆, 範囲:オランダ王国に関する地名解説(オランダ王国,アムステルダムなど68地名)))
朝倉書店   2016年3月   ISBN:4254168950
竹内啓一 ・手塚章 ・中村泰三 ・山本健兒 編 (担当:分担執筆, 範囲:オランダ王国に関する地名解説(オランダ王国,アムステルダムなど68地名))
朝倉書店   2016年3月   ISBN:4254168942

教員養成における実践的指導力の育成

 
2017年3月   『改訂版 愛知防災物語-昔・今・未来へつなげる命-』(愛知教育大学出版会,98p, ISBN978-4-903389-71-4)
2015年に愛知教育大学大学院生(社会科教育専攻)が作成した地域防災教育副読本の改訂版を監修。新たに3人の院生(明壁佳樹・夏目祥平・山下雅仁)が加わり,2015年刊行版の著者,中西悠とともに,あらたに伊勢湾台風や東海豪雨の体験者への聞き取りなども加えて改訂した。内容は以下の通り
 第1章 日本各地の自然災害
 第2章 風水害に備える
 第3章 地震・津波に備える
 第4章 その時に備えて
2015年3月   『愛知防災物語-昔・今・未来をつなげる命-』(あいち・探検・発見・ほっと県隊,92p)
愛知教育大学大学院生(社会科教育専攻)による地域防災副読本作成の試み。それは院生3人(遠藤悠・伝甫直幸・中西悠)と地域防災教育の資質形成と地域防災教材の提供を目的に,第2期「あいち・探検・発見・ほっと県隊」を組織して行った。彼らは地震等の誘因を児童に理解させ(各章のメカニズムの部分),県内を事例とすることで素因としての地域条件(土地の条件や社会的条件)にも目を向けさせ,自ら身を守れる行動ができるようにと願って,以下の内容の副読本(http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I026437239-00)を作成した。なお,具体的作成では教科専門教員(伊藤貴啓:地理学)の大学院講義科目を主に,教科教育教員(近藤裕幸・真島聖子:社会科教育)と実務家教員(萩原孝:教職大学院,現豊田市立山之手小学校)の支援を得てチームで院生を指導して進めた。
第1章  日本各地の自然災害
第2章 台風を知り、台風に備える
第3章 水害から身を守るために
第4章 地震・津波に備える
第5章 そのときに備えて
2014年3月   『知のパイオニア-人びとつなげる「食」の物語』(あいち・探検・発見・ほっと県隊,104p)
愛知教育大学学部3年生による,社会科教員としての地域教材開発力育成の試み。彼らとともに,「あいち・探検・発見・ほっと県隊」を組織して,教科専門教員(伊藤貴啓:地理学)の地理学専門科目を利用して,以下の目次のような愛知県の農と食に関わる副読本(http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025388373-00)を作成した。その際,教科教育教員(近藤裕幸・真島聖子,社会科教育)と実務家教員(萩原孝,教職大学院)の支援を受けた。
第1章 食料がわたしたちのもとに届くまで
 コラム1 トレーサビリティってなに?
第2章 外国から来る食べ物の流通
第3章 日本の食料生産
第4章 フードロスについて考えよう
 コラム2 MOTTAINAIとわたしたち
2012年3月   『水・土・里のパイオニアⅡ~人びとをつなげる「食と水」の物語~』(探検・発見・ほっと県隊,100p)
香川大学大学院生と愛知教育大学大学院生による,社会科教員としての地域教材開発力育成の試み。教科教育担当教員(香川大学:伊藤裕康,社会科教育)と教科専門教員(愛知教育大学:伊藤貴啓,地理学)のコラボにより,両大学院生が「探検・発見・ほっと県隊」を組織して食に関わるESD地域副読本(http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025393521-00)を以下の内容で作成した(第1章から5章:香川大学,第6・7章:愛知教育大学)。
第1章 うどん県から見る小麦のはなし
第2章 イタリアの人々の食へのこだわり
第3章 さぬきうどんとオーストラリア
第4章 発展する中国の食料事情
第5章 発展途上国の食料問題
第6章 食料廃棄とコンビニエンスストア
第7章 食料自給率と米粉パン

Misc

 
伊藤貴啓
社会科・地図NEWSLETTER   (3) 8-9   2017年5月   [依頼有り]
伊藤貴啓
人文地理   68(3) 329-333   2016年10月   [査読有り][依頼有り]
副読本を開けば~飛び出す面白ネタ
伊藤貴啓
社会科教育   (2014年9月号(665))    2014年9月
地域素材と体験学習を組み合わせるポイント-地域をいかに体験させ,地域にであわせるか-
伊藤貴啓
社会科教育 2014年1月号   (657) 12-13   2014年1月
地域によってたつ構造的実践と社会参画研究を!
伊藤貴啓
社会科教育4月号   (648)    2013年4月

講演・口頭発表等

 
教員養成系大学院における社会科教員としての資質能力育成と地域防災教育の展開に関する研究-大学院生による地域防災副読本の作成・検証の試みから-
中西 悠・真島聖子 ・伊藤貴啓・近藤裕幸・明壁佳樹・夏目祥平・山下雅仁
日本社会科教育学会   2016年11月5日   
教員養成系大学院における実践的指導力育成と地域防災教育の展開に関する基礎的研究-地域防災副読本作成の試みから-
伊藤貴啓・中西悠
教科開発学研究会   2016年3月6日   
IPM(総合的病害虫管理)からみた農業地域の自立的発展とその条件-高知・茨城両県の比較から
伊藤貴啓
経済地理学会 中部支部例会   2015年12月19日   
教員養成大学における社会科教員としての資質能力育成と社会科副読本の作成―学部生による地域教材開発力育成の試み―
伊藤貴啓
日本社会科教育学会   2014年11月30日   
教員養成系大学における地域防災教育を行う教員としての資質能力育成に関する研究-大学院生による地域防災副読本作成の試みから-
遠藤悠・伊藤貴啓
日本教育大学協会研究集会   2014年10月18日   

担当経験のある科目

 

競争的資金等の研究課題

 
日本における野菜産地の消長と農的空間のレジリエンスに関する地理学的研究
日本学術振興会: 科学研究費基盤研究(C) (一般)
研究期間: 2016年4月 - 2020年3月    代表者: 伊藤貴啓
「新たな学び」への実践的指導力を育成する社会科教員養成カリキュラムの研究
日本学術振興会: 科学研究費基盤研究(C)
研究期間: 2014年4月 - 2018年3月    代表者: 伊藤裕康
教員養成系大学における地域防災教育を行う教員としての資質能力育成に関する基礎的研究-大学院生による地域防災副読本作成の試みから-
日本教育大学協会: 平成26年度日本教育大学協会研究助成
研究期間: 2014年4月 - 2015年3月    代表者: 伊藤貴啓
EU国境地域における空間動態の変化とニューリージョンの形成-独蘭国境地帯を事例として-
大幸財団: 平成24年度大幸財団人文・社会科学系学術研究助成
研究期間: 2012年10月 - 2014年3月    代表者: 伊藤貴啓
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2010年 - 2014年    代表者: 伊藤 貴啓
本研究はポスト生産主義の潮流下において,フードシステムにみられる品質の調整が農業地域の発展にいかなる影響を与えているのかを,生産者,消費者などの品質の認識と調整に伴う関係性構築から究明するものである。近年,ファーマーズマーケットに代表される地産地消のほか,オルタナティブな有機農産物等の質を認証する制度等によって,生産主義下で失われた生産者と消費者の関係を取り戻す動きがみられる。本研究はその成否を究明し,農業地域発展の諸条件を解明するものである。平成23年度は前年度の東海地方(愛知・岐阜・三...

委員歴

 
2018年5月
 - 
現在
豊川市教育委員会  豊川市の未来を拓く教育推進懇談会
 
2016年4月
 - 
2018年3月
日本地理学会  代議員
 
2016年4月
 - 
2018年3月
経済地理学会  評議員
 
2016年
 - 
2017年3月
愛知県  愛知県防災教育マニュアル作成委員会
 
2007年4月
 - 
現在
豊田市  豊田市史編さん執筆委員