2019年6月29日
無形資産投資と利益の価値関連性―日本基準とIFRSの比較―
日本会計研究学会第143回中部部会
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 開催地
- 愛知淑徳大学
本報告の目的は、無形資産投資の割合をみる無形資産関連比率を測定し、それら比率が高い企業の利益情報を資本市場がどのように評価しているかを明らかにしつつ、その評価に際して、企業の適用する会計基準の相違が影響を及ぼしているか否かを解明することにある。分析の結果、無形資産関連比率の高い企業の利益情報を資本市場は多少なりとも高く評価していることが明らかになった。加えて、その評価は日本基準適用企業である場合において、より高まることが明らかになった。