原子力機構の新型炉に関する研究開発; 高温ガス炉開発に焦点をあてて
Japan-IAEA Nuclear Energy Management School
- 開催年月日
- 2021年9月
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 国・地域
- 日本
原子力機構の大洗研究所では、常陽やHTTRを中心に、高速炉と高温ガス炉に関する研究開発を進めている。HTTRは新規制基準への適合性確認を経て2021年7月に運転再開した。高温ガス炉は、優れた安全性の特徴を有し、高温を取り出せることから発電のみならず水素製造,熱供給,海水淡水化等への応用が可能であり、温室効果ガスの排出削減に貢献が期待される。HTTRでは、安全性実証試験に加え、各種の運転試験や将来にはHTTRに熱利用設備を接続する試験を検討している。また、熱化学法ISプロセスによる水からの水素製造技術の開発を進めている。