原子力機構の新型炉に関する研究開発、高温ガス炉を中心に
Japan-IAEA Nuclear Energy Management (NEM) School 2022
- 開催年月日
- 2022年8月
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 国・地域
- 日本
高温ガス炉は高温の熱を供給でき、発電以外の水素製造等の非電力分野への利用が可能。高温ガス炉の固有の安全性が認められ、原子力機構は2021年に大きな補修無しにHTTRの運転再開を達成した。炉心冷却機能の喪失を模擬した安全性実証試験を2022年に実施した。高温ガス炉はカーボンニュートラルの達成に向けた有望なシステムである。HTTRを用いた水素製造の実証プロジェクトが開始された。原子力と再生可能エネルギーとのハイブリッドエネルギーシステムの研究を進めており、原子力の安全生,持続可能性,柔軟性について研究を進めている。