2014年5月
高温ガス炉の安全性向上のための耐酸化黒鉛材料とSiC被覆燃料粒子の酸化挙動に関する研究開発計画
Nuclear Engineering and Design
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- 巻
- 271
- 号
- 開始ページ
- 309
- 終了ページ
- 313
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1016/j.nucengdes.2013.11.052
空気/水蒸気侵入事故のように設計を超える条件においても、固有の安全性によって環境中への核分裂生成物の放出を抑制できる本質安全高温ガス炉が新たに提案されている。本質安全高温ガス炉においては、空気/水蒸気侵入事故においても黒鉛スリーブと燃料コンパクトと炭化ケイ素(SiC)被覆燃料粒子で構成する燃料棒の形状を維持し再臨界を防止することが重要であり、耐酸化特性を付与した黒鉛材料を適用できればこれが可能となる。本論では、照射試験並びに炉外試験を通じてのSiC傾斜層を有する耐酸化黒鉛の開発と共に、SiCの酸化によって形成され耐酸化性を有する二酸化ケイ素(SiO$_{2}$)皮膜の形成条件について立案した研究計画について述べる。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.1016/j.nucengdes.2013.11.052
- ISSN : 0029-5493