講演・口頭発表等

ナトリウム冷却高速炉における損傷炉心内の冷却材挙動に関する研究,5; 模擬デブリ内気液二相流の圧力損失に対する配管径と粒子径の影響

日本原子力学会2019年秋の大会
  • 石黒 明成*
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  • 伊藤 大介*
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  • 伊藤 啓*
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  • 齊藤 泰司*
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  • 今泉 悠也
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  • 松場 賢一
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  • 神山 健司

開催年月日
2019年9月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
富山
国・地域
日本

ナトリウム冷却高速炉の炉心損傷事故においては、損傷炉心に残留した高温の粒子状燃料により炉心に流入したナトリウムが蒸発し、炉心で気液二相流が発生する可能性がある。このような気液二相流の流動特性は炉心残留燃料の冷却特性を評価する上での重要な指標であるものの、その圧力損失特性の定量的な把握については未だ十分とは言えない。そこで本研究では、充填層内の気液二相流の圧力損失特性の評価手法の構築を目的として、粒子状の球充填層を用いた気液二相流動実験を行った。そして、試験部の管径と粒子径を変化させながら様々な条件下で実験を行い、壁面近傍においてのみ空隙率が大きくなるという壁面効果が気液二相流の圧力損失に及ぼす影響を明らかにした。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5066379