2017年4月 - 2020年3月
Gタンパク質共役型受容体のリガンド多様性に関する構造的基盤の研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(A)
Gタンパク質共役型受容体(GPCR)のリガンド認識、および活性化機構の構造的な基盤を明らかにした。エンドセリン受容体に関しては、ペプチドアナログであるエンドセリン-3、IRL-1620、臨床的に用いられている阻害剤であるボセンタンとそのアナログであるK-8794と様々な作動薬、拮抗薬の結合した構造を明らかにすることで詳細の分子機構の解明に至った。他にもnon-EDGファミリーに属するLPA受容体であるLPA6、クラスBに属するペプチド受容体であるPACAP受容体などの構造を明らかにし、GPCRにおける普遍性と、その差異を明らかにした。
- ID情報
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- 課題番号 : 17H05000
- 体系的番号 : JP17H05000