基本情報

所属
早稲田大学 文学学術院 助手
学位
博士(文学)(2024年2月 早稲田大学)

研究者番号
90978701
ORCID ID
 https://orcid.org/0009-0008-3082-8374
J-GLOBAL ID
202001003558969100
researchmap会員ID
R000004229

後期中世から近世にかけてのキリスト教文化(特にローマ教会圏)を歴史学の立場から研究しています。
基本的には、いわゆるイタリア半島中部(現トスカーナ、ウンブリア、マルケ、ラツィオ各州)をフィールドにしています。ただし、同地域と南フランス・アラゴンおよび東地中海世界との間に存在した知的・人的交流にも留意して研究を進めていきたいと考えています。

2023年度に早稲田大学へ提出した博士論文では、1300年前後の北中部イタリアに出現した預言者の活動、彼らに対する崇敬、彼らを中心として生まれる実践・表象の論理を検証しました。

今後は以下の課題に取り組む予定です。
① 13−14世紀のイタリア半島で活動した預言者たちの記憶の継承・変容・利用(14−17世紀における聖人伝的テキスト・図像・説教)
② 15世紀地中海世界の托鉢修道会改革運動における預言者の活動、および彼らの表象が果たした機能
③ 後期中世の二大托鉢修道会が作成・編纂した聖人伝的史料からみる東西地中海世界の知的交流

また、近現代ヨーロッパにおける歴史学的知の枠組としての「中世/キリスト教(宗教)」の創出にも関心を抱いています。特に、19世紀のイタリア・フランス・スイスで展開された前近代的・宗派的な知的枠組の再編・転用を、プロテスタント知識人の国際交流および各地の国民形成という観点から研究しています。

連絡先は「研究者のみに公開」に設定しています。
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主要な論文

  12

書籍等出版物

  5
  • 森原 隆 (担当:分担執筆, 範囲:第4章:中世イタリア都市における『市民的信仰』と都市共同体の統合:14世紀コルトーナの事例から)
    成文堂 2024年3月
  • 大貫 俊夫, 赤江 雄一, 武田 和久, 苅米 一志 (担当:分担執筆, 範囲:聖マルゲリータ・ダ・コルトーナをめぐる記憶の政治と書物:13−14世紀転換期におけるフランチェスコ会・イタリア都市・聖人崇敬)
    八坂書房 2024年3月
  • 白川 太郎 (担当:分担執筆, 範囲:マルゲリータ・ダ・コルトーナの『事績録』と告解の問題:後期中世イタリアにおける預言者・司牧・托鉢修道会)
    風間書房 2023年3月  査読有り
  • 甚野 尚志 (担当:分担執筆, 範囲:第4章:預言者に従う人々 ― 13-14世紀転換期エミーリャ地方における終末待望とアポストリの変容 ―)
    知泉書館 2021年10月 (ISBN: 9784862853486)
  • 大貫 俊夫, 内川 勇太, 成川 岳大, 仲田 公輔, 梶原 洋一, 白川 太郎, 三浦 麻美, 前田 星, 加賀 沙亜羅 (担当:共訳, 範囲:第8章:ヨハンナという名の女教皇がいた) (原著:ウィンストン・ブラック)
    平凡社 2021年4月 (ISBN: 9784582447132)

主要な講演・口頭発表等

  22

共同研究・競争的資金等の研究課題

  5

主要な所属学協会

  8