2016年
熱伝導率測定および対破壊効果からみた重い電子系超伝導体CeCu2Si2の超伝導ギャップ構造
日本物理学会講演概要集
- 巻
- 71
- 号
- 開始ページ
- 2006
- 終了ページ
- 2006
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_2006
- 出版者・発行元
- 一般社団法人 日本物理学会
<p>CeCu_2_Si_2_は1979年に見つかった初の重い電子系超伝導体であり,30年以上の間そのギャップ構造はd波対称性を持つと考えられてきた.しかし,最近の比熱の実験結果からはs波対称性を示唆する熱活性型の温度依存性が示されている.そこで我々はこの物質の熱伝導率を極低温で測定することで精密なギャップ構造の研究を行った.また、対破壊効果を議論するため、欠陥を導入した試料についての電気抵抗率測定も行った.本講演ではこれらの結果について詳しく議論する予定である.</p>
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- DOI : 10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_2006
- CiNii Articles ID : 130006244714