2005年
日本列島周辺海域における海水中無機態C-14の測定
日本原子力学会 年会・大会予稿集
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- 巻
- 2005
- 号
- 0
- 開始ページ
- 686
- 終了ページ
- 686
- 出版者・発行元
- 一般社団法人 日本原子力学会
日本列島周辺海域の海水中C-14レベルの概要を把握するため、中央水産研究所所属の調査船蒼鷹丸(892トン)により2004年7月と8月に採取した日本列島周辺海域における海水について、無機態の炭素同位体比をタンデトロン加速器質量分析計等で測定しΔ<sup>14</sup>C、δ<sup>13</sup>C(‰)として解析した。今回採取測定した海水中のΔ<sup>14</sup>C(‰)値は日本海及びフィリピン海とも変動幅は大きい。δ<sup>13</sup>C(‰)の変動幅は小さいが、Δ<sup>14</sup>C(‰)値がフィリピン海(沖縄諸島南方海域)でより変動が大きい理由は、日本海に比べかなり古い年代の海水が存在していることによる。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/130007028027
- ID情報
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- CiNii Articles ID : 130007028027
- identifiers.cinii_nr_id : 9000392082706