2011年 - 2013年
上皮間葉系細胞分化転換関連分子を標的とする新しい胃がん腹膜転移治療法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
(1)線維芽細胞ライブラリー作製(2)線維芽細胞はがん細胞増殖の足場として重要であった。(3)線維芽細胞はがん細胞の基底膜の分解促進と接着能の低下を導く。(4)線維芽細胞によるがん細胞の運動能や増殖能の変化はEMTが主因ではなかった。(5)プロテオーム解析とRNA microarray:線維芽細胞の網羅的解析を行い、腫瘍の悪性度変化因子としてEphrin receptor familyを同定した。(6)EMT関連分子ではなくEphrin receptorおよびその下流のチロシンキナーゼ阻害が微小環境における腹膜転移阻害薬開発に有望である。
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- 課題番号 : 23591949
- 体系的課題番号 : JP23591949