MISC

1996年1月

非破壊検査と磁気

日本応用磁気学会誌
  • 荒 克之
  • ,
  • 海老根 典也

20
3
開始ページ
743
終了ページ
749
記述言語
日本語
掲載種別

非破壊検査では磁気的手法が有力な手段の一つとして用いられている。次の技術として、傷が発生する前の材質劣化を非破壊検査することの重要性が認識され、磁気ヒステリシス法、バルクハウゼン雑音法、SQUIDの利用などが注目され研究が行われている。材質劣化の非破壊計測では、機械的性質の劣化を非破壊計測するのではなく、材質劣化に伴う物理的性質(磁性、電気伝導性、音弾性)の変化を計測する。したがって、機械的性質と物性(磁性)との相関関係が明確であることが重要となる。以上のことに関して、研究の動向、今後の研究課題を解説する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?2054802
ID情報
  • ISSN : 0285-0192

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