メディア報道

2019年11月1日

企画展「大嘗祭」


発行元・放送局
國學院大學博物館
番組・新聞雑誌名
國學院大學博物館企画展
掲載箇所
國學院大學博物館

天皇の代替わりに際して古代から行われる儀式には、主に「践祚」、「即位儀」、そして「大嘗祭」があります。「践祚」とは皇位を承け継ぐことを意味し、古くから皇位を象徴する神器の継承が行われました(現・剣璽等承継の儀)。「即位儀(現・即位礼正殿の儀)」とは皇位の継承を広く天下に公示する儀式です。「大嘗祭」は、即位した天皇が、新穀を中心とする神饌(神の食事)を初めて天照大神(天皇の祖先神)に供え、自らも召し上がる祭祀です。これは即位儀の後の11月の2度目の卯日に行われてきました。この祭祀は7世紀末の天武・持統天皇の時代に成立し、平安時代には基本的な形式が確立しました。本展では、國學院大學所蔵資料のうち、江戸時代のものを中心に、大嘗祭に関わる絵図、古典籍、模型、古文書を展示いたします。

リンク情報
URL
http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2019_daijo_sai.html