基本情報

所属
大和大学 情報学部 教授
京都大学 名誉教授
学位
工学博士(1983年3月 東京大学)

J-GLOBAL ID
200901092784744035
researchmap会員ID
1000027527

エネルギー資源、金属資源,及び関連する環境に関わる問題に共通する着目すべき特徴として、それらの需給状況や環境変化が,多くの要素の相互に影響しあうシステムとして捉えることができ,自然科学、人文学、社会科学の三つの学門領域に密接に関わっていることが挙げられる。特に、その問題に、物理や化学などの知識と共に人間のさまざまなか挙動や価値観が関係していることが興味深い。言い換えると、少なくともシステムに含まれる個人やグループ、組織の数に相当する問題に対する見方があり、複数の視点を同時に考慮することが必然的に求められる。京都大学在任中は,上記の考え方に基づき,主として学術的側面から「エネルギーシステム学」の基礎的検討を進めてきた.

そして京都大学を退職した後は,卒論時代の専門分野であった情報処理分野に立ち返り,情報学をも守備範囲に含めることとした.そして,エネルギー資源と金属資源の需給に関わる問題の多くが人間社会の意思決定行動に起因していることから,上記の「エネルギーシステム学」に新たに「情報」の収集・理解・生成・発信の視点を加えて,新たな「エネルギーシステム学」の検討を発展的に進めているところである。


論文

  202

MISC

  294

書籍等出版物

  19

講演・口頭発表等

  83

所属学協会

  4

共同研究・競争的資金等の研究課題

  26