講演・口頭発表等

計量分析用標準物質の調製と評価,2; 評価結果

第29回核物質管理学会日本支部年次大会
  • 角 美香
  • ,
  • 阿部 勝男
  • ,
  • 影山 十三男
  • ,
  • 中沢 博明
  • ,
  • 高松 舞*
  • ,
  • 甲地 友和*
  • ,
  • 村上 貴樹*
  • ,
  • 藍 寛信*

開催年月日
2008年12月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
東海
国・地域
日本

破壊測定(DA)による核燃料施設の計量分析を行ううえで、その分析精度は、保障措置における測定の不確かさに関する国際目標値(ITV)を満たすことが求められている。同位体希釈質量分析法の測定精度は、使用される標準物質(スパイク)の精度に依存するため、信頼性の高い標準物質を使用することが、測定の不確かさを減らすためには不可欠である。原子力機構と日本原燃との共同研究で調製されたLSDスパイクは、そのPu対U比,スパイクバイアル一本あたりの核物質量等が保障措置分析所等で使用されているものと大きく異なっている、認証標準物質以外を原料としていることなどから、調製されたLSDスパイクの不確かさ及び実試料を用いた測定結果の不確かさをISO-GUMに基づいて評価した。また、これらの測定結果を海外から購入されるLSDスパイクを用いた測定結果、及びITVに対して比較評価した結果を報告する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5016270