共同研究・競争的資金等の研究課題

2018年4月 - 2020年3月

変形性顎関節症の新規治療法の開発を目指したLubricinの発現調節機構の解明

科学研究費助成事業  基盤C  基盤研究(C)

課題番号
18K09769
体系的課題番号
JP18K09769
担当区分
研究代表者
資金種別
競争的資金

変形性顎関節症(TMJ-OA)は顎関節を構成する骨軟骨の破壊を特徴とし、関節痛や開口障害により患者のQOLを低下させる。一旦発症した場合、変形した関節を修復させる根本的治療法は確立されておらず新規治療法の開発が望まれるが病態が不明であることが多く発症機序の解明が急務である。Lubricinは関節軟骨の保護に重要な役割を持つが、その発現調節機構に関しては不明な点が多い。本研究では顎関節のLubricin産生におけるTGF-シグナルの役割と分子調節機構の解析を行った。本研究はTMJ-OAの予防法や新たな治療法の確立のための基礎研究となると考えられる。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18K09769
ID情報
  • 課題番号 : 18K09769
  • 体系的課題番号 : JP18K09769