2015年5月
シビアアクシデントに向けた計測システムの開発,5; 軽水炉安全対策のための固体電解質を用いた水素センサの基本的特性
Proceedings of 23rd International Conference on Nuclear Engineering (ICONE-23) (DVD-ROM)
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- 巻
- 2015
- 号
- 23
- 開始ページ
- 7
- 終了ページ
- 1228-1"-"ICONE23-1228-7"
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人日本機械学会
東京電力福島第一原子力発電所で発生した事故を教訓に、過酷事故においても水位、水素濃度等を計測可能な機器の開発が求められている。特に、高温過酷環境においても使用可能な水素センサの開発は、水素爆発の防止の観点から必要不可欠である。本研究では、過酷環境下用計測機器の一環として、固体電解質を用いた水素濃度センサを開発し、過酷環境下における適用性の評価を目的とした特性試験を実施した。雰囲気温度400$^{\circ}$Cにおける試験の結果、水素センサは水素濃度に応じた電圧を得られることを確認した。また雰囲気圧力0$\sim$1MPaの環境においても、水素濃度及び圧力変化に応じた電圧を得たことから、過酷環境下用計測機器としての見通しを得た。
- リンク情報
- ID情報
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- CiNii Articles ID : 110010046202
- CiNii Books ID : AA1190311X