2006年 - 2007年
卵巣由来プロジェスチンによるゴナドトロピン放出ホルモンニューロンの機能調節
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(C)) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 18590226
- 体系的課題番号
- JP18590226
- 担当区分
- 連携研究者
- 配分額
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- (総額)
- 4,010,000円
- (直接経費)
- 3,500,000円
- (間接経費)
- 510,000円
- 資金種別
- 競争的資金
GnRHニューロンに発現する膜電位・カルシウム活性型カリウムチャネルとA-型γ-アミノ酪酸受容体(GABA_AR)機能とプロジェスチンによる修飾を解析した。成熟GnRH-EGFPトランスジェニックラットから麻酔下に脳を摘出し、酵素処理で分散し、カバーグラス上で一晩培養し、実験に供した。穿孔パッチクランプ法で単離GnRHニューロンの膜電位・膜電流を記録解析した。ラットGnRHニューロンは既報のSK電流(Kato, et al.,2006)に加えてBK電流を示した。BK電流は60mVパルスで活性化される外向きカリウム電流の30%強を占め、BKチャネル阻害剤であるカリブドトキシン(1μM)で60%抑制された。60mVパルスで活性化される電流は、SKチャネル阻害剤アパミンでは抑制されず、またラットGnRHニューロンはA電流を示さないことから、BK電流以外は遅延整流性カリウム電流であると考えられる。またBKチャネル活性化に関与するカルシウムチャネルはR型とL型カルシウムチャネルが主であることが判明した。これらに性差、性周期による変動は認められなかった。multi-cell RT-PCR法でBKチャネルサブユニットの発現を調べた。雌雄ともにBKチャネルα,β1,β2,β4を発現していることが判明した。次にGABA_A受容体電流の解析を行った。逆転電位は、GnRHニューロンでは-30mV前...
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- ID情報
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- 課題番号 : 18590226
- 体系的課題番号 : JP18590226