講演・口頭発表等

FMCTにおける非差別性と検証制度の関係に関する考察

第38回日本核物質管理学会年次大会
  • 北出 雄大

開催年月日
2017年11月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
東京
国・地域
日本

FMCT(兵器用核分裂性物質生産禁止条約)には「非差別的」、「多数国間の枠組み」、「国際的かつ効果的な検証可能」といった3つの要素が示されている。2015年のGGE(FMCTに関する政府専門家会合)報告では、「全ての締約国に同じ義務が課される非差別的な検証制度が強く支持された」と示された。つまり、条約において一つの検証目標が必要となり、核保有国と非核兵器国に関わりなく、同基準の検証措置の適用が求められる。FMCTの目標達成に向けて核保有国に対しても未申告もしくは秘密裏に行われる兵器級核分裂性物質の生産がないことを目的に検証の一環としてIAEA追加議定書に規定されるような介入的な査察が必要とされる。それゆえ、「非差別性」の観点からそのような義務を受け入れていない非核兵器国に対しても介入的な査察が適用・要求される動きとなるか考察するとともに、その際の問題点について明らかにする。

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