MISC

2007年8月

HTTRにおけるガス圧縮機のシールオイル漏れに関る改善

JAEA-Technology 2007-047
  • 小山 直*
  • 濱本 真平
  • 金城 紀幸*
  • 根本 隆弘
  • 関田 健司
  • 磯崎 実
  • 江森 恒一
  • 伊藤 芳輝*
  • 山本 秀雄*
  • 太田 幸丸
  • 水島 俊彦
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開始ページ
40
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-technology-2007-047

日本原子力研究開発機構が所有する高温工学試験研究炉(HTTR)の原子炉補助施設に設置しているガス圧縮機は、一般的な往復圧縮機を採用しているが、冷却材漏洩防止等の観点から複雑なロッドシール機構を有している。これまでの運転結果より、ガス圧縮機のロッドシール機構は、シールオイル漏れを頻発しており、長期連続運転における信頼性に問題があった。調査の結果、シールオイル漏れの原因は、おもにシール材の限界摺動特性を超えた範囲で使用したため、シール材リップが摩耗・変形し、シール機能が維持できないことにあった。そこで、代替シール材の選定,工場試験装置を用いた耐久性評価試験,実機を用いた実証試験を通して、長期連続運転に耐え得るシール材の見通しを得た。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-technology-2007-047
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5002314
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-technology-2007-047

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