論文

査読有り
2022年8月

大深度ボーリングコアを利用したカリ長石のmulti-OSL熱年代法による地殻浅部の古地温構造の復元:東濃地域の事例

Earth and Planetary Science Letters
  • 小形 学
  • ,
  • King G. E.*
  • ,
  • Herman F.*
  • ,
  • 末岡 茂

591
開始ページ
117607\_1
終了ページ
117607\_14
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.1016/j.epsl.2022.117607

光ルミネッセンス(OSL)熱年代法(またはOSL温度計測法)は、侵食速度が遅い地域に対して、ボーリングコアを利用し深度ごとに長石の赤外光ルミネッセンス(IRSL)を測定することで古地温構造を復元することができる。しかし、この手法の先行研究は現在までに1例のみであり、また、ナトリウム長石を対象としたものである。本研究では、東濃地域で掘削されたボーリングコア(MIZ-1)から抽出したカリ長石にmulti-OSL熱年代法(またはmulti-OSL温度計測法)を適用し、カリ長石に対する本手法の適用性を検討した。深度約1 km(約40$^{\circ}$C)の試料のIRSL 50 $^{\circ}$Cから復元した古地温は、現在の地温と一致した。この結果より、ボーリングコアを利用したカリ長石のOSL熱年代法は古地温構造の復元に利用できることが示された。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.1016/j.epsl.2022.117607
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5071606
ID情報
  • DOI : 10.1016/j.epsl.2022.117607
  • ISSN : 0012-821X

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