講演・口頭発表等

Am含有MOX燃料製造施設における放射線管理方策の検討,2; 核種組成比等の分析による検討

日本保健物理学会第41回研究発表会
  • 高嶋 秀樹
  • ,
  • 岩佐 忠敏
  • ,
  • 江口 和利
  • ,
  • 吉持 宏
  • ,
  • 大林 弘
  • ,
  • 江森 修一

開催年月日
2007年6月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
東京
国・地域
日本

原子力機構大洗研究開発センターの照射燃料試験施設(AGF)では、Am含有MOX燃料の製造及びその特性試験の実施により施設内に存在する核種組成比等の状況が大きく変化している。このため、当該施設の核種組成比等を測定分析し、その結果から緊急時の放射線管理方策について検討した。分析試料は施設内のセルやグローブボックス(17箇所)内を採取し、質量分析等の測定結果より核種組成比を評価した。その結果、MA燃料ペレットに近似した核種組成が多く、また各試料の核種組成(特にAm-241, Pu-239, Pu-240)に違いが見られた。これらのことから、緊急時の放射線管理方策の検討結果は、以下のとおりとなる。(1)今回得られた汚染核種の分布結果を利用することにより、比較的迅速に計測が可能な全$\alpha$放射能から、事故発生場所のPu, Am等の核種ごとの放射能を推定評価することにより、迅速な内部被ばくの一次評価が可能である。(2)放射性物質の異常放出や空気汚染等の発生時には、比較的迅速に計測が可能な全$\alpha$放射能と含有率の高いAm-241の$\gamma$放射能を評価することにより、起因場所や核種組成の推定が可能である。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5008165