講演・口頭発表等

$\gamma$線スペクトロメータへのマルチチャンネル波高分析レートメータの適用

日本保健物理学会第42回研究発表会
  • 齋藤 圭
  • ,
  • 高嶋 秀樹
  • ,
  • 江森 修一
  • ,
  • 相馬 丞
  • ,
  • 高田 千恵

開催年月日
2008年6月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
宜野湾
国・地域
日本

マルチチャンネル波高分析レートメータ(MCRM)とは、既存技術であるマルチチャンネル波高分析器(MCA)の分布表示機能に、計数率分布表示できる機能を付加した計測機器である。今回、ファイバーエリアモニタ用の線量分布表示装置として開発してきたMCRM試作機を改良し、Ge検出器を用いた$\gamma$線核種分析装置に適用した。特性試験として、Ge検出器による出力波形をパルス発生器で模擬し、計数率の経時変化を確認した。また任意の経過時間ごとに得られる計数率分布と実際に同等時間積算して得られるMCA積算分布を比較した。$^{60}$Co標準線源を用いた確認では、既存MCAの核種同定結果と今回MCRMで得られる任意の経過時間ごとの計数率分布から算定した核種同定結果について、その放射能強度の予測度を比較した。その結果、計数率表示動作については、経時変化及び分布について動作原理通りの挙動を示すことが確認できた。また、核種同定の結果については、MCAによる1000秒測定結果に対してMCRMにおける100秒程度の核種同定結果でも、ほぼ追従できることが確認できた。今後、$\gamma$線核種分析装置による有意核種の定性分析について迅速化が期待できる。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5014274