講演・口頭発表等

安全向上策に関わる技術課題,2; PWR SG2次冷却系を用いた除熱の有効性実証

日本機械学会第20回動力・エネルギー技術シンポジウム
  • 大貫 晃*
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  • 梅澤 成光*
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  • 山田 英朋*
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  • 西 義久*
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  • 新井 健司*
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  • 及川 弘秀*
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  • 藤井 正*
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  • 中村 秀夫

開催年月日
2015年6月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
仙台
国・地域
日本

2015年3月に策定された日本原子力学会の熱水力安全評価基盤技術高度化戦略マップ2015(改訂版)に掲載される安全向上策に関わる技術課題のうち、PWRに事故が発生した場合に炉心損傷の防止を図る上で重要と考えられるアクシデントマネジメント(AM)策として、蒸気発生器2次側減圧による除熱の有効性について、その研究計画を中心に報告するものである。これまでも、原子力機構のROSA/LSTFを用いた事故を模擬するシステム試験をはじめ、SGを用いた除熱の有効性が示されているが、1次系保有水が少ない場合やSBO時等、種々のシナリオをカバーできるだけのデータは必ずしも十分でなく、評価上の不確かさも存在する。このため、AM策の有効性実証、評価手法検証のデータベース拡充のためにシステム試験による実証が必要である。このため、これらに関するこれまでの取組及び、さらに知見の蓄積が求められる検討課題について概要をまとめる。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5051947