MISC

1995年3月

プルトニウム転換技術開発施設の更新工事

動燃技報
  • 吉元 勝起
  • ,
  • 磯前 日出海
  • ,
  • 野口 真一
  • ,
  • 中井 宏二

93
開始ページ
102
終了ページ
108
記述言語
日本語
掲載種別

プルトニウム転換技術開発施設(以下「転換施設」と称する。)は、昭和58年の運転開始以来、設備に改良を加えながら、10年間安定した運転を続け、「ふげん」「常陽」及び「もんじゅ」用原料混合転換粉末約を9ton転換し、燃料製造施設に供給してきた。転換施設では、今後の安定運転の継続のため、平成5年から平成6年にかけて約1年間の計画停止を実施し、設計時に計画の耐用年数を経過した焙焼還元炉及び廃液蒸発缶を中心とした更新工事を実施した。更新方法についても従来の機器を納めているグローボックス全体を更新するものではなく、グローボックスのパネルを取り外して内装機器だけ更新するパネル取り外し法を採用し工期の短縮、放射性廃棄物の低減及び被ばくの低減を図った。本工事の成果として焙焼還元炉の材質変更に伴なう加熱性能改善による製品粉末の物性の向上、焙焼還元炉の耐用年数の延長、廃液蒸発缶の材質変更による耐食性の向上、自動運転制御による運転昨日の向上および運転時間の短縮を図った。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?4046918
ID情報
  • ISSN : 0289-6605

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