熱間押出したLPSOを含んだ高強度Mg合金の引張変形機構
第21回日本中性子科学会年会(JSNS 2021)
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- 開催年月日
- 2021年12月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- online
- 国・地域
- 日本
Mg相とLPSO相で構成される2相Mg合金は、熱間押出により強度と延性が両方とも増加した。その原因及び変形メカニズムを明らかにするために、引張変形中の中性子回折実験を行い構成相それぞれの応力変化を調べた。得られた回折パターンから、変形中の格子ひずみ、集合組織等の変化を求め、そしてMg相及びLPSO相の相応力を評価し、変形メカニズム議論を行った。Mg相は軟質相として振る舞っているが、LPSO相の相応力は押出比とほぼ比例して大きくなった。