加藤彩雪 (Ayu KATO) - マイポータル

基本情報

所属: 大妻女子大学比較文化学部専任講師

学位: 博士号(2019年3月日本女子大学)

研究者番号: 20848080
J-GLOBAL ID: 202001013067919166
researchmap会員ID: R000006109

20世紀初頭のモダニズム文芸誌について研究しています。主に、D. H. LawrenceやBeatrice Hastingsに関心があります。

また、イギリスとオーストラリアのフェミニズム雑誌について、Transatlanticな視点から研究しています。雑誌というメディアを介して、英豪のフェミニズム思想がどのようにつながり、そして独自の思想を形成していったのかということに興味があります。

研究分野

人文・社会 / 英文学、英語圏文学 / D. H. ロレンス/ 20世紀イギリス文学/ オセアニア研究

経歴

委員歴

2022年7月 - 現在

オーストラリア・ニュージーランド文学会, 会計
2022年7月 - 現在

オーストラリア・ニュージーランド文学会, 理事

論文

ルイーザ・ローソンの『あけぼの』とイギリスのフェミニズム

加藤彩雪

『南半球評論』 38 5-18 2023年4月査読有り
大西洋を渡ったオーストラリア文学ーー「不均衡」なトライアングルを読み解く

加藤彩雪

『大妻比較文化』 (24) 41-54 2023年2月
D. H. ロレンスの「やさしい」個人主義 ―― 人間・自然・動物との関係をめぐって

『大妻比較文化』 (23) 35-47 2022年2月
ルイーザ・ローソンと孤独―― 再評価へむけて

加藤彩雪

『南半球評論』(オーストラリア・ニュージーランド文学会) (36) 2021年3月査読有り
国民的作家としてのヘンリー・ローソンーリアリズムの中に見る「希望」

加藤彩雪

日本女子大学英文学研究 (55) 43-56 2020年3月
D. H. Lawrence and Human Communities: A Study of Mateship in Kangaroo (1923)

2019年3月査読有り
Reading the Affinity between Marxism and Whitman in D. H. Lawrence’s Kangaroo

加藤彩雪

『D. H. ロレンス研究』 (日本ロレンス協会) (29号) 2019年査読有り
オーストラリアのブッシュ文学とロレンス―― 『カンガルー』における自然描写と共同体

加藤彩雪

『D. H. ロレンス研究』 (日本ロレンス協会) (26号) 3-17 2016年査読有り
D. H. Lawrence and Australia: Wilderness within the Self in Kangaroo (1923)

加藤彩雪

『英米文化』(英米文化学会) 45号 19-30 2015年査読有り
The Reversion of Binarism in The Turn of the Screw: A Study of Mirror as a Reflector

Ayu Kato

Veritas (34号) 17-30 2013年

MISC

(予稿集) マンスフィールドと同時代の作家たち

加藤彩雪

Katherine Mansfield 没後100周年記念 ――ニュージーランドからヨーロッパへ予稿集（オンライン） 2023年7月
(大会報告) D. H. ロレンスの「多彩」な "darkness"

加藤彩雪

D. H. ロレンス研究 33 37 2023年3月
(書評) Andrew F. Humphries, D. H. Lawrence, Transport and Cultural Transition: ‘A Great Sense of Journeying’

加藤彩雪

D. H. ロレンス研究 (日本ロレンス協会) (30) 2020年3月
(大会報告) D. H. ロレンスと社会主義

加藤彩雪

『D. H. ロレンス研究』 (27) 2018年3月
(大会報告) D. H. ロレンスとオーストラリアのブッシュ文学

加藤彩雪

『D. H. ロレンス研究』(日本ロレンス協会) (26) 118-119 2018年3月
(書評) Game, David. D. H. Lawrence and Australia: Anxiety at the Edge of Empire

加藤彩雪

『D. H. ロレンス研究』 (日本ロレンス協会) (27) 57-63 2017年3月
(小論) マンスフィールドの中のニュージーランド

加藤彩雪

Katherine Mansfield 没後90周年記念ーニュージーランドを故郷にして大会プログラム 25-27 2013年11月

書籍等出版物

『わたくしを生きた女性たち : 二〇世紀のイギリス女性評伝集』

三神, 和子, 小池, 久恵, 丸山, 協子, 加藤, 彩雪 (担当:共著, 範囲:フリーダ・ロレンスー恋愛を手段とした自己形成)

音羽書房鶴見書店 2020年7月 (ISBN: 9784755304217)
NEW ONE WORLD ExpressionsⅡ Revised Edition Teacher's Book (文部科学省検定済教科書・高等学校外国語科用）

(担当:分担執筆, 範囲:Lesson 2, 9, 11)

教育出版 2018年3月 (ISBN: 9784316119816)
NEW ONE WORLD ExpressionsⅠ Revised Edition Teacher's Book (文部科学省検定済教科書・高等学校外国語科用）

(担当:分担執筆, 範囲:Lesson 3, 4 (pp. 66-81))

2017年3月
『オーストラリア・ニュージーランド文学論集』

(担当:共著, 範囲:(コラム) ヘンリー・ローソン― オーストラリアのアイデンティティを求めて)

彩流社 2017年3月 (ISBN: 9784779122989)

講演・口頭発表等

マンスフィールドと同時代の作家たち

大谷英理果、畠山研、加藤彩雪

オーストラリア・ニュージーランド文学会 Katherine Mansfield 没後100周年記念 ―― ニュージーランドからヨーロッパへシンポジウム「キャサリン・マンスフィールド文学百年の魅力――ひろがりとつながりを再考する」 2023年7月1日招待有り
The New Age を再考する ――植民地出身のジャーナリスト Beatrice Hastings を中心に

福西由実子、大山美代、加藤彩雪

日本ロレンス協会第54回大会シンポジウム「1900-30 年代のモダニズム雑誌と越境者たち」 2023年6月17日
D. H. ロレンスの「多彩」な "darkness"

加藤彩雪

日本ロレンス協会第53回大会シンポジウム「D・H・ロレンスの言語表現の独創性」 2022年6月18日
イギリスやアメリカにおけるオーストラリア文学の受容-19 世紀末から 20 世紀初頭にかけて

加藤彩雪

オーストラリア・ニュージーランド文学会研究大会 2021年10月30日
オーストラリア『ブレテン』誌にみる政治的位相ー文学的ミドルパワーの形成をめぐって

加藤彩雪

日本英文学会関東支部 (第19回) 2020年11月8日
D. H. ロレンスと社会主義

近藤康裕、井上麻美、加藤彩雪

日本ロレンス協会第48大会シンポジウム「D. H. ロレンスと労働 (者階級)」 2017年7月22日
D. H. ロレンスとオーストラリアのbush文学

加藤彩雪

日本ロレンス協会第46大会 2015年6月27日
D. H. Lawrenceとオーストラリア－ Kangaroo をめぐって

加藤彩雪

オーストラリア・ニュージーランド文学会 2014年度前期研究発表・講演会 2014年5月24日
D. H. Lawrenceと自己存在認識－言語を媒介として

加藤彩雪

第46回英文学専攻協議会 2012年11月24日

担当経験のある科目(授業)

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

オーストラリア文学は英米でどう受容されたのか？ー 19世紀末から20世紀初頭まで

日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究若手研究 2022年4月 - 2027年3月

加藤彩雪