2013年4月
ウランの遠隔同位体分析のためのアブレーション共鳴吸収分光
Hyperfine Interactions
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- 巻
- 216
- 号
- 1-3
- 開始ページ
- 71
- 終了ページ
- 77
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.1007/s10751-013-0845-2
高い放射能を有する次世代燃料の分析を、燃料に直接触れず、放射化学分析法も用いずに行う方法として、アブレーション共鳴吸収分析法の開発を行っている。高感度で高分解能の同位体分析を実現するためには、アブレーションプルームの膨脹ダイナミクスを詳細に知ることが重要である。ヘリウムガス800Pa中で、フルエンス0.5J/cm$^{2}$のYAGレーザー光を照射する場合、アブレーションから3-5$\mu$秒後、表面から2.5mmの高さで観測すると、基底状態のウラン原子密度が最大になることがわかり、高感度分析のための実験条件を得ることができた。この実験条件の下で、ウラン同位体の吸収スペクトルを測定し、$^{235}$Uの吸収強度が、試料のウラン同位体比と良好な線形関係にあることや、同位体比($^{235}$U/$^{238}$U)の検出下限値が0.01\%程度であることを確認した。さらに同じ方法でウランガラス中のウラン元素組成の検出下限値を評価し、本分析法のアバンダンス感度を確認した。
- リンク情報
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- DOI
- https://doi.org/10.1007/s10751-013-0845-2
- URL
- https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5040523
- Scopus
- https://www.scopus.com/inward/record.uri?partnerID=HzOxMe3b&scp=84876118111&origin=inward
- Scopus Citedby
- https://www.scopus.com/inward/citedby.uri?partnerID=HzOxMe3b&scp=84876118111&origin=inward
- ID情報
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- DOI : 10.1007/s10751-013-0845-2
- ISSN : 0304-3843
- SCOPUS ID : 84876118111