2021年11月
ストロンチウム原子のリュードベリ準位への3段共鳴励起に関する同位体シフト及び超微細構造の測定
Journal of Quantitative Spectroscopy \& Radiative Transfer
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- 巻
- 275
- 号
- 開始ページ
- 107882\_1
- 終了ページ
- 107882\_9
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1016/j.jqsrt.2021.107882
東京電力福島第一原子力発電所事故を受けて分析ニーズが高まっているストロンチウム90に対して、レーザー共鳴イオン化を用いた同位体選択的分析手法の開発を行っている。本研究では、高い同位体選択性が期待される2つのスキームについて、安定同位体の同位体シフト及び超微細構造を測定し、キングプロット解析手法を用いてストロンチウム90の同位体シフトを評価した。ストロンチウム90の光学的同位体選択性は$10^3$から$10^5$程度と得られ、実試料の分析に十分な選択性を持つことが分かった。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.1016/j.jqsrt.2021.107882
- ISSN : 0022-4073