MISC

2005年5月

高速実験炉「常陽」の定期的な評価; 高経年化に関する評価

JNC TN9440 2005-003
  • 礒崎 和則
  • 小川 徹
  • 西野 一成
  • 皆藤 泰昭
  • 市毛 聡
  • 住野 公造
  • 須藤 正義
  • 川原 啓孝
  • 鈴木 寿章
  • 高松 操
  • 坂場 秀男
  • 前田 幸基
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開始ページ
708
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等

高速実験炉「常陽」では、定期的な評価(高経年化に関する評価)として、「経年変化に関する技術的評価」及び「長期保全計画の策定」について、平成17年4月までに実施した。(1)経年変化に関する技術的評価 「常陽」における経年変化事象として、(1)放射線劣化、(2)腐食、(3)磨耗、侵食、(4)熱時効、(5)クリープ、疲労、(6)応力腐食割れ、(7)絶縁劣化、(8)一般劣化を抽出し、当該項目に係る技術的評価を実施した。その結果、定期的な監視もしくは更新を実施することで、安全機能上問題となるような経年変化がないことを確認した。(2)長期保全計画の策定 経年変化に関する技術的評価の結果に基づき、平成17年度$\sim$平成26年度までの長期保全計画を策定した。 今後、高速実験炉「常陽」の設置者長期自主検査計画書における施設定期検査計画に加え、長期保全計画に基づく点検・更新等を実施していくことで、機器・構築物の健全性を確保し、その機能喪失を未然に防止することができると評価した。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?4037684

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