遠心抽出器によるコプロセッシング法の開発
International Solvent Extraction Conference 2022 (ISEC 2022)
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- 開催年月日
- 2022年9月
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 国・地域
- スウェーデン
現在、使用済核燃料の再処理工場ではPUREX法が多く採用されているが、PUREX法では、使用済核燃料溶解液中から溶媒抽出法によりウランとプルトニウムを個々に分離するため、核不拡散上の懸念を有する。原子力機構では、核拡散抵抗性の向上を目指した新プロセスとして、プルトニウムをウランと共に回収するコプロセッシング法の開発を進めている。本研究では、使用済核燃料の実溶解液によるコプロセッシング法試験の実施に向けて、遠心抽出器システムによるウラン抽出挙動の評価を行った。また、テクネチウムの代替物質としてレニウム、及びジルコニウムを用いた除染性能の向上に関する評価を実施した。