MISC

2017年9月

結晶シリコン系太陽電池パネル中元素に対するハロゲン化揮発の適用

廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
  • 藤森崇
  • ,
  • 田井中直人
  • ,
  • 高岡昌輝

28
開始ページ
309
終了ページ
310
記述言語
日本語
掲載種別
研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
DOI
10.14912/jsmcwm.28.0_309
出版者・発行元
一般社団法人 廃棄物資源循環学会

再生可能エネルギーの全量買い取り制度の導入(2012)などにより、太陽電池の市場規模は指数関数的に拡大しており、今後10年程度で技術的寿命を迎えた太陽電池パネルの廃棄量増加が見込まれている。しかし、日本では主に産業廃棄物処理の流れの中で処分され、個別の処理システムは確立されていない。太陽電池パネルはシリコン系のものが世界的な主流である。シリコン系太陽電池パネルには、鉛、銅、銀、ヒ素、アンチモンなどが含まれている。本研究では、ハロゲン化揮発法をシリコン系太陽電池パネルに対して適用し、含有される元素の除去特性について実験的に検証することを目的とした。単結晶・多結晶パネルに対して塩化剤・臭化剤を添加した複数の条件を適用した結果、元素や結晶の違いによって揮発効果が異なることが明らかとなった。例えば、鉛においては塩化揮発が、アンチモンにおいては臭化揮発が高い揮発効果を示した。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.14912/jsmcwm.28.0_309
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130006233833
ID情報
  • DOI : 10.14912/jsmcwm.28.0_309
  • CiNii Articles ID : 130006233833

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