2004年8月
590MeVプロトンで照射されたJPCAと316F SSの曲げ疲労特性
Journal of Nuclear Materials
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- 巻
- 329-333
- 号
- Part1
- 開始ページ
- 1093
- 終了ページ
- 1097
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1016/j.jnucmat.2004.04.152
核破砕中性子源やADSのターゲット及びビーム入射窓は、高エネルギー陽子及び核破砕中性子の照射により損傷を受ける。また、高エネルギー陽子の入射に伴って発生する圧力波及びビームトリップによる熱応力が核破砕ターゲットの容器材料に発生し、その応力成分は曲げが中心となる。材料の設計寿命や健全性評価には照射材の曲げ疲労データが必要である。スイスのポール・シェラー研究所(PSI)で陽子照射した鋼材の一部を原研に輸送し、照射後試験を行った。疲労試験には新たに開発したセラミックアクチュエーター式の曲げ疲労試験機を用いた。曲げ疲労試験の結果、同一変位に対する疲労寿命は、照射によって低下することがわかったが、照射条件と疲労寿命の関係は明確には見られなかった。破面のSEM観察の結果、多くの試料は延性破面であるが、360$^{\circ}$Cで12.5dpa照射した316F-SAでは粒界破面も観察された。
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- ID情報
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- DOI : 10.1016/j.jnucmat.2004.04.152
- ISSN : 0022-3115