MISC

2010年3月

余裕深度処分における人為・稀頻度事象シナリオに係る検討・評価

JAEA-Research 2009-064
  • 中谷 隆良
  • ,
  • 石戸谷 公英
  • ,
  • 船橋 英之
  • ,
  • 菅谷 敏克
  • ,
  • 曽根 智之
  • ,
  • 嶋田 秀充*
  • ,
  • 中居 邦浩*

2009
64
開始ページ
104
終了ページ
104,巻頭1〜2
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-research-2009-064
出版者・発行元
日本原子力研究開発機構

本検討は、余裕深度処分対象廃棄物を処分するために必要となる情報を整備する一環として、「低レベル放射性廃棄物埋設に関する安全規制の基本的考え方(中間報告)」(平成19年7月、原子力安全委員会)に基づき日本原子力学会にて策定された「日本原子力学会標準余裕深度処分の安全評価手法:2008」等を参考に、3区分のシナリオのうち「人為・稀頻度事象シナリオ」について、評価シナリオを設定した。さらに、設定したシナリオについて被ばく線量評価が可能な解析ツールを整備するとともに、設定したシナリオについて予備的な線量評価を実施した。評価の結果、対象とした評価シナリオのうち、掘削影響領域(EDZ)からの井戸水飲用シナリオが最も高い被ばく線量を示した。本シナリオは、保守的に評価した場合の被ばく線量の上限を評価するという観点から、EDZからの井戸水を直接飲用に用いることを想定したシナリオであった。評価結果は10mSv/yを超えたものの、人為・稀頻度事象シナリオのめやす線量である10mSv/y$\sim$100mSv/yの上限を超過しなかった。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-research-2009-064
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/40017206509
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12117124
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5020918
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-research-2009-064
  • CiNii Articles ID : 40017206509
  • CiNii Books ID : AA12117124

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