2007年 - 2009年
内皮細胞自身が産生する血管新生抑制因子Vasohibinに結合する蛋白の機能解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
血管新生抑制因子Vasohibin結合する二つの蛋白の機能解析を行った。Vasohibin結合性低分子量蛋白SVBP(small Vasohibin binding protein)は血管内皮細胞内でVasohibinと複合体を形成し細胞外への分泌を促進すること、Vasohibin結合性膜蛋白TMEM16FはVasohibinによるα-チューブリンの転写後修飾の誘導に部分的に関与することから、両蛋白はVasohibinによる血管新生制御に重要な分子であることが示唆された。
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- 課題番号 : 19790509
- 体系的課題番号 : JP19790509