連続エネルギーモンテカルロ計算コードMVPの開発状況と今後の展開
日本原子力学会2016年春の年会
- 開催年月日
- 2016年3月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 仙台
- 国・地域
- 日本
原子力機構では、モンテカルロコードMVP-GMVPを開発し、その第2版を2005年に公開したが、それ以降も、炉心解析計算に対応する様々な機能拡張を行ってきた。本発表では、近年行われた機能拡張を中心に、MVPコード開発の現状について報告する。MVPの開発の経緯、一般的な特徴、物理モデル、断面積データについて説明する。また、近年MVPに実装した新機能(実効断面積に対する摂動計算機能、厳密共鳴弾性散乱モデル、動特性パラメータ計算機能、光核反応モデル、遅発中性子のシミュレーション、群断面積計算機能)についてレビューする。さらに、今後の開発予定についても述べる。