MVP: 連続エネルギー法に基づく中性子・光子輸送汎用モンテカルロコード第3版
Joint International Conference on Supercomputing in Nuclear Applications + Monte Carlo 2020 (SNA + MC 2020)
- 開催年月日
- 2020年5月
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 国・地域
- 日本
1980年後半から原子力機構において、連続エネルギー法に基づく中性子・光子輸送汎用モンテカルロコードが開発されている。MVPコードは、原子炉炉心設計・解析、臨界安全と遮へいのような原子炉への応用を目的としている。コードは、1994年に初版をリリース、2005年に第2版をリリースして以来、国内で幅広く用いられている。原子炉応用に対して進歩してきたモンテカルロ法を取り込み、更なる修正と機能拡張が行われ、2018年にMVP第3版がリリースされた。第3版に対する主な機能としては、実効増倍率に対する摂動計算、遅発中性子の取り扱い、群定数生成機能、厳密な共鳴弾性散乱モデル、原子炉動特性パラメータ計算機能である。会議では、これらの機能について説明する予定である。