2017年7月
新しい核データ処理システムFRENDYの開発と検証
Journal of Nuclear Science and Technology
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- 巻
- 54
- 号
- 7
- 開始ページ
- 806
- 終了ページ
- 817
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1080/00223131.2017.1309306
原子力機構では、評価済み核データJENDLやMARBLE2, SRAC, MVP, PHITSをはじめとした多くの核計算コードの開発を実施してきた。JENDLやこれらの核計算コードは多くの国々で広く使われているが、核計算コードが利用する断面積ライブラリを生成する核データ処理システムについてはこれまで日本では開発されておらず、NJOYやPREPROなどの諸外国の核データ処理システムを利用してきた。新しい核データライブラリが公開された際に、核計算コード用の断面積ライブラリを独立かつ適切に処理するため、原子力機構では新しい核データ処理システムFRENDYの開発を2013年から開始した。本論文では、FRENDYの概要、特徴そして検証について説明する。
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- DOI : 10.1080/00223131.2017.1309306
- ISSN : 0022-3131