論文

査読有り
2015年4月

モンテカルロ微分演算子法を用いた即発中性子減衰定数の計算

Proceedings of Joint International Conference on Mathematics and Computation, Supercomputing in Nuclear Applications and the Monte Carlo Method (M\&C + SNA + MC 2015) (CD-ROM)
  • 長家 康展

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9
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記述言語
英語
掲載種別

即発中性子減衰定数をモンテカルロ法で計算する新しい手法を開発した。これは、これまでの$\alpha$-$k$検索アルゴリズムに基づいているが、$\alpha$値の検索について反復は必要ないという利点がある。$k$固有値を$\alpha$値に関するテイラー級数近似で表現し、微分係数を、モンテカルロ摂動計算手法の1つである微分演算子サンプリング法で計算するものである。新しい手法の適用性を調べるために、単純な体系について検証計算を行った。パルス中性子法シミュレーションと$\alpha$値の定義から直接計算した$\alpha$値との比較を行い、新しい手法で計算した$\alpha$値は、パルス中性子法シミュレーションの参照解とよく一致することが示された。

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