論文

査読有り
2011年8月

高速炉核設計用統合炉定数ADJ2010の開発

Journal of the Korean Physical Society
  • 杉野 和輝
  • ,
  • 石川 眞
  • ,
  • 横山 賢治
  • ,
  • 長家 康展
  • ,
  • 千葉 豪
  • ,
  • 羽様 平
  • ,
  • 久語 輝彦
  • ,
  • 沼田 一幸*
  • ,
  • 岩井 武彦*
  • ,
  • 神 智之*

59
2
開始ページ
1357
終了ページ
1360
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.3938/jkps.59.1357

高速炉核設計における核特性予測精度向上のために、国内では統合炉定数が開発されてきた。統合炉定数は広範囲に渡る積分実験情報を微分核データと結びつけるものであり、ベイズの定理に基づく断面積調整手法に基づいて作成される。現在、新しい炉定数ADJ2010が開発中である。本論文では、ADJ2010作成に向けてJENDL-4.0に基づく炉定数調整の結果を報告する。また、実用高速炉の核特性予測精度の評価にも言及する。ADJ2010は間もなく公開されるが、次世代高速炉の核設計に有効活用されることが期待される。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.3938/jkps.59.1357
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5024931
ID情報
  • DOI : 10.3938/jkps.59.1357
  • ISSN : 0374-4884

エクスポート
BibTeX RIS