2011年8月
高速炉核設計用統合炉定数ADJ2010の開発
Journal of the Korean Physical Society
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- 巻
- 59
- 号
- 2
- 開始ページ
- 1357
- 終了ページ
- 1360
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.3938/jkps.59.1357
高速炉核設計における核特性予測精度向上のために、国内では統合炉定数が開発されてきた。統合炉定数は広範囲に渡る積分実験情報を微分核データと結びつけるものであり、ベイズの定理に基づく断面積調整手法に基づいて作成される。現在、新しい炉定数ADJ2010が開発中である。本論文では、ADJ2010作成に向けてJENDL-4.0に基づく炉定数調整の結果を報告する。また、実用高速炉の核特性予測精度の評価にも言及する。ADJ2010は間もなく公開されるが、次世代高速炉の核設計に有効活用されることが期待される。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.3938/jkps.59.1357
- ISSN : 0374-4884