基本情報

所属
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 創薬デザイン研究センター 人工核酸スクリーニングプロジェクト プロジェクトリーダー
大阪大学 大学院薬学研究科 招へい教授
東京科学大学 核酸・ペプチド創薬治療研究センター 客員准教授
学位
博士(工学)(2014年3月 群馬大学)

研究者番号
10740673
J-GLOBAL ID
201801013747492037
researchmap会員ID
B000298401

外部リンク

研究キーワード

  3

主要な学歴

  3

主要な論文

  54

主要な書籍等出版物

  6

主要な講演・口頭発表等

  64

所属学協会

  5

主要な共同研究・競争的資金等の研究課題

  33

主要な産業財産権

  11

主要なメディア報道

  10

主要なその他

  5
  • 2025年11月
    関西学院大学生命環境学部の沖米田司教授、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所、創薬デザイン研究センター、人工核酸スクリーニングプロジェクトの笠原勇矢プロジェクトリーダー、大阪大学大学院薬学研究科の小比賀聡教授、国立医薬品食品衛生研究所の井上貴雄部長らの研究グループは、遺伝性の難病である嚢胞性線維症の治療の有効性を高めるとともに、新たな核酸医薬の創出につながる可能性を持つ核酸物質の開発に成功しました。嚢胞性線維症の原因となるタンパク質の働きを邪魔するユビキチンリガーゼ RFFL(Ring Finger and FYVE-like domain containing E3 ubiquitin protein Ligase)を標的とするアンチセンス核酸(アンチセンスオリゴヌクレオチド, ASO)という物質で、研究チームが独自に構築したアルゴリズムと人工核酸技術を駆使することにより開発の実現に至りました。 本研究成果は、2025年10月31日に、核酸医薬・遺伝子治療分野に特化した国際学術雑誌 Molecular Therapy - Nucleic Acids に掲載されました。
  • 2025年6月
    国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所(大阪府茨木市、理事長:中村祐輔) 創薬デザイン研究センター、人工核酸スクリーニングプロジェクトの笠原勇矢プロジェクトリーダーらの研究グループは、名古屋大学大学院医学系研究科消化器外科学の神田光郎教授及び大阪大学大学院薬学研究科の小比賀聡教授らと共に、腹膜播種を有する切除不能な進行・胃癌患者に対する新規アンチセンス核酸医薬品「ASO-4733」を開発してきましたが、この度、名古屋大学医学部附属病院において「ASO-4733」を腹腔内に投与する第I相医師主導治験が開始されました。 ASO-4733は、腹膜播種を起こす胃癌で特異的に高発現するsynaptotagmin 13(SYT13)を標的とするアンチセンス核酸医薬品です。腹腔内に投与してSYT13発現を選択的に抑制することで直接的にがん細胞を攻撃するアプローチです。本薬は、医薬基盤・健康・栄養研究所、名古屋大学及び大阪大学の連携により創製された国産の核酸医薬品であり、アカデミアによるトランスレーショナルリサーチの成果が臨床応用に至った例となります。 本治験は、令和6年度国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の橋渡し研究プログラム(シーズC)「研究開発課題名:胃癌腹膜播種に特化したアンチセンス核酸医薬開発」の支援を受けて実施されています。また、本治験の実施にあたっては、名古屋大学医学部附属病院 先端医療開発部の協力を得ています。
  • 2021年1月
    この度、弊所創薬デザイン研究センターの星野 秀和 特任研究員と笠原 勇矢 サブプロジェクトリーダー、大阪大学大学院薬学研究科の小比賀 聡 教授、日本大学文理学部化学科の桒原 正靖 教授の研究グループは、共同研究によって、架橋型人工核酸(以下、LNA) ※1を高精度かつ迅速に転写・逆転写可能な合成酵素(改変ポリメラーゼ)を開発し、世界で初めてLNAを含む人工核酸アプタマーを創出することに成功しました。 LNAを含む人工核酸アプタマーは、核酸分解酵素 (ヌクレアーゼ)により分解されにくい性質を持ち、高い生体内安定性と二重鎖安定性を兼ね備えているため、今後、治療薬の開発や核酸工学分野への活用が期待されます。 ※用語の解説 架橋型人工核酸:標的RNAへの結合性を高めつつ生体内で分解されにくくするために、核酸の糖部に人工的に架橋構造を加えた核酸誘導体です。

主要なMISC

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