高垣 裕子

神奈川歯科大学退職後の2014年4月から、同大学特任教授として主に
１）低出力超音波パルスによるCOX2依存性の骨形成や炎症経路の特異な展開の研究と顎骨壊死阻止・歯周病予防への応用
２）不動による骨強度低下を血液マーカーで予知するための技術開発、特にCa安定同位体を利用する研究
３）力学的刺激による骨形成と骨（芽）細胞の由来組織による特異性
４）歯髄細胞の分化と破折歯根の組織再生
５）エナメル質表層下脱灰病巣内の唾液構成成分解析と病巣再石灰化の試み，および共焦点顕微Raman 分光法による病巣の歯質解析への応用. などの研究内容で、大学院生の教育にも携わり、学内ではう蝕制御修復学・放射線応用科学・麻酔科学および小児歯科学講座と、東京大学大学院理学研究科地殻化学実験施設（平田岳史教授）および千葉大学薬学研究院（田中佑樹助教）、金沢大学環日本海域環境研究センター（鈴木信雄教授）、大阪大学大学院 歯学研究科口腔外科学第一（古郷幹彦教授）とは共同により，北里大学医学部整形外科（高相晶士教授）では非常勤講師として、研究を続行している。