論文

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2008年12月

社会と原子力の関係に関する社会調査

日本原子力学会和文論文誌
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  • 篠田 佳彦
  • ,
  • 山野 直樹*
  • ,
  • 鳥井 弘之*

7
4
開始ページ
350
終了ページ
369
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.3327/taesj.J07.043
出版者・発行元
Atomic Energy Society of Japan

首都圏在住の成人2500名にアンケート調査を行い、22.0\%の回収結果を得た。原子力利用と社会意識の関係を尋ねたこの調査の目的は、原子力利用に対して求めること,期待,関心などを明らかにすることにある。この調査が、原子力利用の賛否態度の差異が今後の社会の方向性に対する意識の差異で説明できることを示した。そこから、将来社会の方向性の観点から原子力利用の動向について市民と熟議する必要があることを示した。そして、市民を将来社会の方向を見いだし、それに貢献する責任のある仲間としての対話を通じて、原子力利用をめぐる社会的意思決定過程を再構築する必要性を論じた。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.3327/taesj.J07.043
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/10024631966
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11643165
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5014751
ID情報
  • DOI : 10.3327/taesj.J07.043
  • ISSN : 1347-2879
  • CiNii Articles ID : 10024631966
  • CiNii Books ID : AA11643165

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